四十九日に贈るお供えのお花

四十九日に贈るお供えのお花

四十九日

四十九日は、初七日から七日ごとに受けたお裁きにより来世の行き先が決まるもっとも重要な日で、「満中陰(まんちゅういん)」と呼ばれます。 故人の成仏を願い極楽浄土に行けるように、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて法要を営みます。 そして、この日をもって、「忌明け(きあけ)」となるので、法要後、忌明けの会食を開きます。 法要は忌日(きび)の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、最近は週末に行うことが多いです。法要の日をずらす場合は、遅れてはいけないとされています。忌日より早めに行うならば、何曜日でもかまいません。 四十九日は、それまで喪に服していた遺族が日常生活にもどる日でもあります。

仏教では人が亡くなってから次の生を受けるまでの時間が四十九日間とされています。日本では亡くなった方があの世へ旅立つまでの期間という解釈が多いですね。浄土真宗では亡くなると同時に浄土(仏がいる国)へ旅立つとされているため、四十九日までの間は故人を思う時間と捉えられています。慌ただしく葬儀を終えたご遺族の心を慰めるには、このタイミングで花を贈るのが最適なのかもしれません。

「都合がつかず、葬儀に参列できなかった」「葬儀に花を手配し忘れてしまった」 などの理由で後悔される方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、焦らなくても大丈夫です。四十九日までにお花を受け取って頂ければ決して遅くありません。

贈る花は枕花同様そのまま飾って頂けるアレンジメントがオススメです。故人様との間柄によっても金額に差が出ますが、5,000円〜10,000円の予算で用意する方が多いようです。

四十九日までは白い花のみで用意することが多く、差し色を加えるならば青や紫が無難です。他の色を入れる際は淡い色に留めましょう。 バラなど刺のついた花や香りのきつい花、彼岸花など毒を持つ花材は好ましくありません。 しかし、故人様の生前好きな花だった場合などはこの限りではありません。親しい友人や親族であれば故人様の好きだった色や花を取り入れても失礼にはならないでしょう。 ご遺族様の中には「白の花を用意するのが当たり前」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そういった点にも配慮が必要です。
「生前好きだったピンクのお花を贈ります」や「◯◯さんのような向日葵をお供え頂ければと思います」など一言添えるなどしてみてはいかがでしょうか。