お墓参りのマナー

お墓参りのマナー

皆さんはお墓参りにはいつ行っていらっしゃいますか?
お盆の1回のみだったり、春と秋のお彼岸も数えて3回だったり、お墓から離れてお住いならばもう何年もお墓参りをしていない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お墓参りには先祖への冥福を祈る他に、先祖から受け継がれた命に感謝するという意味合いもあります。お盆やお彼岸だけでなく、家族の進学や就職、結婚など節目の報告にもお墓に出向けると理想的ですね。

決まりごとはない、とは言いますが、 お世話になった恩師や上司、結婚相手のご先祖様が眠るお墓で粗相はできませんね。失礼のないよう一般的なお墓参りの手順をご紹介します。

■服装

黒で揃えなければならないということはありませんが、なるべく派手ではない色やスタイルを選びましょう。お墓のお掃除などもしますので窮屈でないものが良いかもしれません。

■持ち物

生花、線香、ライター、掃除用具、ゴミ袋、手桶、柄杓などです 他にも季節の果物や故人が好きだったお菓子などをお供えしても良いでしょう。その際は下に敷く半紙も持参しましょう。
手桶や柄杓は貸出をしてくれるお寺などもあります。共同墓地などはそういった用意がない場合もありますので気をつけましょう。
天候によっては線香に火を付けるのが大変難しいこともあります。風よけの付いたライターなどあると頼もしいですね。

■お墓参りの手順

  寺院でのお参りの場合はまず本尊をお参りし、ご住職に挨拶をしましょう。手桶などを用意している場所ならばお借りし、水を汲んでお墓へ向かいます。
  墓前で一度合掌してから掃除、花の取り換え、お供え物を上げるなどします。
  最も関係が深い人から順に線香をあげましょう。
  墓石に水をかけ、もう一度合唱しましょう。
これがお墓参りの流れです。参考になさって下さい。

※※お墓参りでの注意点※※

〈墓石に水以外はかけない〉

お酒が好きだったから、と墓石にお酒などをかける方がいらっしゃいます。けれどこれは厳禁。水以外のものをかけると石が傷んで変色することがありますので控えましょう。

〈線香は息を吹きかけて消さない〉

例え線香の火が大きくなっても吹き消さず、手で扇いで消しましょう。 人間の口は悪行を生む汚れたものと考えられているそうです。嘘や悪口が出る口。そこから出た息を吹きかけては神聖な線香の火が汚れてしまいます。仏様へ無作法となるためやってはいけない、というのが理由なのだそうです。お線香も仏様へのお供え物ですから、汚いものを上げるわけにはいきませんよね。

〈お供え物は持ち帰りましょう〉

ご先祖様のためにお供え物を用意したのに、すぐに持って帰るのは偲びない。そうお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、お菓子や果物をそのまま供えておくと鳥や動物に食い荒らされ、お墓が汚れてしまいます。供えた物を食べるのも供養の一つです。持ち帰って美味しくいただきましょう。