母の日に贈る花産地直送 カーネーションの鉢植え 母の日カーネーションの鉢植えは、茨城県常陸太田市の「大内園芸」さんから産地直送です。大内園芸さんは一流の鉢物生産者として、数々の受賞歴を誇ります。カーネーションの鉢植えは、ピンク色の化粧ポットに入れてお届けします。カーネーションのお世話に不慣れな方にも安心の「カーネーションの育て方のしおり」を同梱します。 母の日商品のお届け/注意点 5/9(木)〜5/12(日)の期間内でのお届け。一部商品を除き、お届け日時指定は承れません。 【生産者コラム】カーネーションと私茨城県常陸太田市の生産者 大内園芸 母の日のカーネーションをお客様の元へ届けるまでには、生産者さんの様々な想いが込められています。ここでは、当店と契約しているカーネーション生産者の「大内園芸」さんに、カーネーションへの想いを伺いました。 カーネーションは近年、品種改良が盛んです。その結果、品種ごとの特性は大きく異なります。性質の異なる様々な品種のカーネーションを同時に開花させるには高い技術力を要します。大内園芸で栽培しているカーネーションは、「剪定」「植え替え」「肥培」「温度」「置き場所」「遮光」「水の管理」など、様々な方法を駆使して同時に開花するよう日々試行錯誤しています。また、カーネーションの栽培には「気候」もとても重要な要素です。 近年の気候は、例年とは全く異なる変化をしています。そのため、前年の方法が翌年の農業では全く通用しない場合もあります。我々生産者は、気候の変化に対応しなければなりません。温暖化というには安易過ぎますが、日々気候の変化は起こっています。気候の変化には前例のない場合が多いです。自ら考え、家族で協議し、気候の予想を行い、そして決断しないとなりません。そのような議論を毎日のようにしています。 私は就農当初、「花を咲かせる仕事は安易だ」と考えていました。しかし「天気や気温の変化」に過敏に反応する植物たちを「いつまでに仕上げなければならない」という時間の制約もあります。それに加え品種ごとの育て方の違いもあり、そう簡単なものではないと実感しました。お客様は良い物しか購入されません。我々が育てた花を購入されるお客様を思うと、現在でも「言い訳の通用しない世界だな」と厳しさを感じています。 カーネーション以外の花にも共通して言える事ですが、同じ品種であっても栽培者の管理方法や考え方により、その性質は全く異なります。栽培者の違いが最も表れるのは水やりの方法です。底面給水や灌水(かんすい)などの方法などがあります。現在はそれらを自動で行う機械もあります。 栽培規模により自動で行う生産者もいますが、我々はあえて潅水という方法にしています。灌水とは「水を注ぐ」という意味で、とても大切な栽培の心得です。我々のカーネーションは、生育状況などの様子を確認しながら一鉢ずつ丁寧に水をあげています。その作業には時間と手間を惜しみません。結果的に「根張り」が良く、育ちの良いカーネーションになりやすくなります。そこにこだわりを持っています。 様々な栽培方法がありますが、我々は今後も生涯の仕事として研究や試行錯誤を続けます。そして日々の研究を経て、適期のカーネーションを迎えると安堵の気持ちになります。しかし、良いカーネーションかどうかを決めるのは、我々生産者ではなくお客様です。母の日のカーネーションの出荷を終えて「良いカーネーションをありがとう」と言われた時、初めて我々生産者の心にも花が咲きます。そして、来年の挑戦としてまた立ち向かう事が出来ます。今後もお客様に喜んでいただけるカーネーションを栽培するために、日々栽培の研究と試行錯誤を行っていきたいと思っています。
母の日に贈る花
産地直送 カーネーションの鉢植え
母の日カーネーションの鉢植えは、茨城県常陸太田市の「大内園芸」さんから産地直送です。大内園芸さんは一流の鉢物生産者として、数々の受賞歴を誇ります。カーネーションの鉢植えは、ピンク色の化粧ポットに入れてお届けします。カーネーションのお世話に不慣れな方にも安心の「カーネーションの育て方のしおり」を同梱します。
5/9(木)〜5/12(日)の期間内でのお届け。一部商品を除き、お届け日時指定は承れません。
【生産者コラム】カーネーションと私
茨城県常陸太田市の生産者 大内園芸
母の日のカーネーションをお客様の元へ届けるまでには、生産者さんの様々な想いが込められています。ここでは、当店と契約しているカーネーション生産者の「大内園芸」さんに、カーネーションへの想いを伺いました。
カーネーションは近年、品種改良が盛んです。その結果、品種ごとの特性は大きく異なります。性質の異なる様々な品種のカーネーションを同時に開花させるには高い技術力を要します。大内園芸で栽培しているカーネーションは、「剪定」「植え替え」「肥培」「温度」「置き場所」「遮光」「水の管理」など、様々な方法を駆使して同時に開花するよう日々試行錯誤しています。また、カーネーションの栽培には「気候」もとても重要な要素です。
近年の気候は、例年とは全く異なる変化をしています。そのため、前年の方法が翌年の農業では全く通用しない場合もあります。我々生産者は、気候の変化に対応しなければなりません。温暖化というには安易過ぎますが、日々気候の変化は起こっています。気候の変化には前例のない場合が多いです。自ら考え、家族で協議し、気候の予想を行い、そして決断しないとなりません。そのような議論を毎日のようにしています。
私は就農当初、「花を咲かせる仕事は安易だ」と考えていました。しかし「天気や気温の変化」に過敏に反応する植物たちを「いつまでに仕上げなければならない」という時間の制約もあります。それに加え品種ごとの育て方の違いもあり、そう簡単なものではないと実感しました。お客様は良い物しか購入されません。我々が育てた花を購入されるお客様を思うと、現在でも「言い訳の通用しない世界だな」と厳しさを感じています。
カーネーション以外の花にも共通して言える事ですが、同じ品種であっても栽培者の管理方法や考え方により、その性質は全く異なります。栽培者の違いが最も表れるのは水やりの方法です。底面給水や灌水(かんすい)などの方法などがあります。現在はそれらを自動で行う機械もあります。
栽培規模により自動で行う生産者もいますが、我々はあえて潅水という方法にしています。灌水とは「水を注ぐ」という意味で、とても大切な栽培の心得です。我々のカーネーションは、生育状況などの様子を確認しながら一鉢ずつ丁寧に水をあげています。その作業には時間と手間を惜しみません。結果的に「根張り」が良く、育ちの良いカーネーションになりやすくなります。そこにこだわりを持っています。
様々な栽培方法がありますが、我々は今後も生涯の仕事として研究や試行錯誤を続けます。そして日々の研究を経て、適期のカーネーションを迎えると安堵の気持ちになります。しかし、良いカーネーションかどうかを決めるのは、我々生産者ではなくお客様です。母の日のカーネーションの出荷を終えて「良いカーネーションをありがとう」と言われた時、初めて我々生産者の心にも花が咲きます。そして、来年の挑戦としてまた立ち向かう事が出来ます。今後もお客様に喜んでいただけるカーネーションを栽培するために、日々栽培の研究と試行錯誤を行っていきたいと思っています。