当店の名前にもなっているエーデルワイスとはどういったお花か、種類や特長も踏まえ、エーデルワイスというお花の特徴や花言葉を紹介いたします エーデルワイスとは お花の特徴 日本のエーデルワイス 名の由来・意味 エーデルワイスの花言葉 イタリアの伝承 エーデルワイスのお花の特徴 エーデルワイスは、主にヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈など標高が高い山に生えています。多年草でキク科ウスユキソウ属に分類されます。エーデルワイスは品種改良があまりすすんでおりません。高山は「涼しくて乾燥した環境」であり、気温の高い夏や湿気の多い梅雨がある日本の四季が苦手です。 学名 Leontopodium alpinum 科・属名 キク科・ ウスユキソウ属 英名 Edelweiss 原産地 ヨーロッパアルプス 生息環境:高山の石灰岩地 開花期 5〜6月 花の色 白 別名 セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草) ハナウスユキソウ(花薄雪草) アルペン・エーデルワイス ステラ・アルピナ エトワール・ダルジアン また古くから薬草としても多く利用され、消化器・呼吸器疾患の処方薬として利用されて来ました。紫外線の強い高山帯で育つことから抗紫外線効果もあるようです。 日本のエーデルワイス エーデルワイスは高山植物のため、園芸品種として育てるのは難しいとされています。 日本に自生するエーデルワイスの仲間、ウスユキソウ属をご紹介します。 ミヤマウスユキソウ「 東北地方の高山に多く自生する品種です。 全体が1つの花のように見える、約8〜13枚の白い花がついています。また、細く線形の葉っぱが互い違いに生える「互生」という生え方をしているのも特徴です。 チシマウスユキソウ 南千島原産といわれる小型の品種です。大輪の花びらを咲かせ、植物全体が灰白色の綿毛に覆われています。細い葉っぱは互い違いに生え、花は白い星形のように咲きます。 ハヤチネウスユキソウ 岩手県早池峰山に自生し、日本でのエーデルワイスといえばこの品種を指すことが多いです。 灰白色の綿毛が密生してヒトデのような形をしており、ウスユキソウ属の中では花びらが大きく、茎丈が10〜30cmほどになります。 エーデルワイスは19世紀以降に採取量が増えて数が減少したことから、スイスでは1909年に採集禁止となり、野生株は大変貴重です。 開花時期は5〜6月で、5月中旬〜6月中旬に見頃を迎えます。 エーデルワイスの名の由来・意味 エーデルワイスという名前は、ヨーロッパでは純潔を象徴する花とされています。 ドイツ語で白を意味する「weiß(ヴァイス)」と高貴を意味する「edel(エーデル)」とが合わせて「edelweiss(エーデルワイス)」となりました。当店ではお客様の純粋な想いをお花と一緒に届けられるように、エーデルワイスという花の名を取り入れました。 エーデルワイスの花言葉 アルプス地方では、“エーデルワイスは、男性がプロポーズする時に女性に贈る花”とされています。 エーデルワイスには『大切な思い出』という花言葉があり、スイスの言い伝えからきています。 他にも『勇気』『忍耐』という花言葉があり、西洋の花言葉『高潔な勇気』『大胆不敵』からきています。 日本でも同様の花言葉として取り扱われることがあります。 イタリアの伝承 イタリアには下記のような伝承があります。 男が山で遭難し、探しにいった男の妻がクレバス(※)に落ちて死んでいる男を見つけます。妻は、天に向かい「ずっと夫のそばにいさせてください」と祈ると、憐れに思った山の神が、彼女を男の傍らに咲くエーデルワイスに変えました。 ※クレバス:氷河や雪渓などに形成された深い割れ目のこと
当店の名前にもなっているエーデルワイスとはどういったお花か、種類や特長も踏まえ、エーデルワイスというお花の特徴や花言葉を紹介いたします
エーデルワイスのお花の特徴
エーデルワイスは、主にヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈など標高が高い山に生えています。多年草でキク科ウスユキソウ属に分類されます。エーデルワイスは品種改良があまりすすんでおりません。高山は「涼しくて乾燥した環境」であり、気温の高い夏や湿気の多い梅雨がある日本の四季が苦手です。
ハナウスユキソウ(花薄雪草)
アルペン・エーデルワイス
ステラ・アルピナ
エトワール・ダルジアン
また古くから薬草としても多く利用され、消化器・呼吸器疾患の処方薬として利用されて来ました。紫外線の強い高山帯で育つことから抗紫外線効果もあるようです。
日本のエーデルワイス
エーデルワイスは高山植物のため、園芸品種として育てるのは難しいとされています。 日本に自生するエーデルワイスの仲間、ウスユキソウ属をご紹介します。
ミヤマウスユキソウ「
東北地方の高山に多く自生する品種です。 全体が1つの花のように見える、約8〜13枚の白い花がついています。また、細く線形の葉っぱが互い違いに生える「互生」という生え方をしているのも特徴です。
チシマウスユキソウ
南千島原産といわれる小型の品種です。大輪の花びらを咲かせ、植物全体が灰白色の綿毛に覆われています。細い葉っぱは互い違いに生え、花は白い星形のように咲きます。
ハヤチネウスユキソウ
岩手県早池峰山に自生し、日本でのエーデルワイスといえばこの品種を指すことが多いです。 灰白色の綿毛が密生してヒトデのような形をしており、ウスユキソウ属の中では花びらが大きく、茎丈が10〜30cmほどになります。
エーデルワイスは19世紀以降に採取量が増えて数が減少したことから、スイスでは1909年に採集禁止となり、野生株は大変貴重です。 開花時期は5〜6月で、5月中旬〜6月中旬に見頃を迎えます。
エーデルワイスの名の由来・意味
エーデルワイスという名前は、ヨーロッパでは純潔を象徴する花とされています。 ドイツ語で白を意味する「weiß(ヴァイス)」と高貴を意味する「edel(エーデル)」とが合わせて「edelweiss(エーデルワイス)」となりました。当店ではお客様の純粋な想いをお花と一緒に届けられるように、エーデルワイスという花の名を取り入れました。
エーデルワイスの花言葉
アルプス地方では、“エーデルワイスは、男性がプロポーズする時に女性に贈る花”とされています。 エーデルワイスには『大切な思い出』という花言葉があり、スイスの言い伝えからきています。 他にも『勇気』『忍耐』という花言葉があり、西洋の花言葉『高潔な勇気』『大胆不敵』からきています。 日本でも同様の花言葉として取り扱われることがあります。
イタリアの伝承
イタリアには下記のような伝承があります。
男が山で遭難し、探しにいった男の妻がクレバス(※)に落ちて死んでいる男を見つけます。妻は、天に向かい「ずっと夫のそばにいさせてください」と祈ると、憐れに思った山の神が、彼女を男の傍らに咲くエーデルワイスに変えました。
※クレバス:氷河や雪渓などに形成された深い割れ目のこと